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CDのリッピングでいろいろ試す

 ubuntuリッピングプログラムはどれも遅くてしょうがない。で、他のことを試してみる。

CDex + wine

 とにかく速い。でもファイル名が変になる件は解決できず。ただm3uファイルには正しいファイル名を書き出しているので、SuperTagEditor on wineを使ってコピー&ペーストで修正するとか、CDexでm3uを書き出さずにスクリプトで別途書きだすとかする対策が必要。
 もうひとつ問題点は、コンピレーションアルバムをリッピングすると「01_Anita O'Day _ I Can't Believe That You're in Love with Me.flac」みたいなファイル名になるし、ID3タグのタイトルも「Anita O'Day _ I Can't Believe That You're in Love with Me」となること。アーチスト名は「Various」。ここはファイル名が「I Can't Believe That You're in Love with Me.flac」、ID3タグのタイトルが「I Can't Believe That You're in Love with Me」、アーティスト名が「Anita O'Day」となってほしいのに。

freac + wine

 windowsから離れた後にメジャーになったソフトらしい。
 CDexほどではないが、かなり速い。ファイル名は問題なし。
 コンピレーションのファイル名はCDexと同様になる。それ以上に困るのがディレクトリ構造。「Various/Blue Vocals Vol.2/01_I Can't Believe That You're in Love with Me.flac」となってほしいのに「Anita O'Day/Blue Vocals Vol.2/01_I Can't Believe That You're in Love with Me.flac」となってしまう。m3uファイルは1曲めのflacファイルのディレクトリに作成される。
 さらにm3uファイルの中身が「..\..\Anita O'Day\Blue Vocals Vol.2\01_I Can't Believe That You're in Love with Me.flac」となる。たぶん上記のディレクトリ構造が前提ならこうならざるを得ないのかもしれないけど。
 ついでに、ディスク自動読み込み、自動DB接続が動作しない。

k3b

 検索していて速いという記述を発見したので試してみる。これまではKDE用だからと試してなかった。
 スピードは上の2つに比べると遅いが、他のubuntuリッピングソフトと比べるとダントツ。
 m3uファイルやファイル構造も私の好み通りになる。
 多機能ソフトで、GUIから想像するにリッピング機能はおまけのようで、下の階層に潜らなければならない。
 設定が毎回ディフォルトに戻るので、毎回設定を読みこませなければならないという仕様ってどうよ。

当面の結論

 コンピレーションものはk3bで、単独アーティストのものはfreac+m3uファイル作成スクリプトで。

m3uファイル作成phpスクリプト

#!/usr/bin/php
<?php
error_reporting("ALL");
$line = trim(fgets(STDIN));
$album = basename($line);	#最後に/がないという前提

$files = glob("$line/*.flac");
if(sizeof($files) == 0){
	exec("zenity --info --title=エラー --text=flacファイルがありません。");
	exit();	
}
$files = str_replace("$line/","",$files);	#フルパスを相対パス(ファイル名のみ)file_put_contents("$line/$album.m3u",implode("\n",$files));

?>

 これをthunarのアクションで「echo %f | gen_m3u.php」と登録。ディレクトリ上でのみ。